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IPCC第5次評価報告書(AR5)について

IPCCは設立以来、活動の核として、5〜6年毎にその時々の気候変化に関する科学的知見をとりまとめ、評価を行い、その結果をまとめた「IPCC評価報告書」の発表を行っている。2007年には第4次評価報告書が完成、同年のノーベル平和賞を受賞するなど、IPCCの活動は以前にもまして世界の関心を集めている。

IPCCは、2008年4月の第28回IPCC総会(ブダペスト)にて、第5次評価報告書の作成を決定し、その後、2回の総会と、専門家によるスコーピング会合を経て、2009年10月の第31回IPCC総会(バリ)にて、各作業部会報告書の骨子(Outline)を決定し、2010年10月の第32回IPCC総会(釜山)にて、統合報告書の骨子を決定した。

骨子(outline)について

第31回総会(環境省記者発表資料) ※WG1・2・3報告書骨子情報※

なお、AR5統合報告書は、以下の、4つのTopics と1つのボックスから構成される。
・気候変動の観測とその原因(Observed Changes and their Causes)
・将来の気候変動、影響、リスク(Future Climate Changes, Impacts, and Risks)
・適応策と緩和策(Adaptation and Mitigation Measures)
・社会システムの変革 (Transformations and Changes in Systems)
・【ボックス】気候変動の観測とその原因(Information relevant to Article 2 of the UNFCCC)

完成時期について

各作業部会報告書及び統合報告書の完成・発表予定時期は以下のとおり。