04風況
平均風速や瞬間風速、風向・風速の出現率といった『風の吹き方の状況』を示す風況。山間部や洋上で行う風況観測によって、対象地域の空間的な風況を把握できる。
観測手法
風況観測鉄塔に風向風速計を取り付けて観測する方法と、「ドップラーライダー」と呼ばれるリモートセンシング機器を用いて上空にレーザーを照射し、大気中の塵や微粒子からの散乱光を利用して風向・風速を観測する方法が用いられている。
活用事例
再生可能エネルギーの一つである風力発電計画を進めるために欠かせない風況データ。日本気象協会では、陸上・洋上における風況観測とシミュレーションを組み合わせて年間発電量や稼働率などを算出し風力発電の事業性評価を行うなど、様々な技術開発や検討を進めている。
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- PROJECT|洋上風力