03体感指数

その日の洋服を選ぶ際などに天気予報で気温を確認する人も多いはず。しかし、人の感じる「暑い」「寒い」は日差しの有無や風速によっても大きく異なるもの。そこで、各種気象データに加え、SNSの投稿データも組み合わせ、よりリアルな体感を予測、提供している。

測定方法

たとえば、同じ気温30度でも、5月に急に30度を超えた場合と、8月に30度が連日続いている場合では、暑さの感覚は大きく違う。そこで日本気象協会ではSNS上の「暑い」「寒い」というつぶやきの数に着目し、その変化を気温や日射量などで再現することで、独自の体感指数を計算している。

活用事例

日本気象協会では、メーカーや小売業、アパレル業といった企業向けに、体感指数を活用した需要予測サービスを提供している。気温よりも人々の感覚に近い「体感」の予測を各企業に提供することにより、季節にあった売り場づくりや、食品ロスの削減などに貢献している。

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PROJECT|商品需要予測
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MEMBER|丸山 大貴