AR4 WG1「気候変化2007:物理科学的根拠」骨子
(仮訳)
政策決定者向け要約 (SPM:Summary for Policymakers)
技術的要約 (TS:Technical Summary)
本文
第1章 気候変動の科学に関する歴史的概観
要約
- 序
- 観測に関する進展
- 放射強制力、プロセス及びカップリングの理解に関する進展
- 気候モデルにおける進展
- 不確実性の理解に関する進展
- 別添:用語集
第2章 大気組成及び放射強制力の変化
要約
- 序
- 放射強制力の定義及び有用性
- 温室効果ガスの最近の変化
- エアロゾル−直接及び間接の放射強制力
- 土地利用変化に伴う放射強制力
- 飛行機雲及び飛行機起因の巻雲
- 太陽及び火山による放射強制力の変動
- 放射強制要因の統合
- 異種ガスの排出を比較するためのGWPsとその他の手法
- 別添:技法、誤差評価、計測システム
第3章 観測:大気圏および表面での気候変化
要約
- 序
- 地表面の気候変化
- 自由大気での変化
- 大気循環の変化
- 変動のパターン
- 熱帯及び亜熱帯での変化
- 中・高緯度変化
- 極端な現象の変化
- まとめ:観測の一貫性
- 別添:技法、誤差評価、計測システム
第4章 観測:雪氷及び凍土の変化
要約
- 序
- 冠雪(snow cover)とアルベドの変化
- 海氷の広がりと厚さの変化
- 氷河及び小冠氷の変化
- 氷棚の変化と安定性
- 氷床の変化と安定性
- 凍土の変化
- 別添:技法、誤差評価、計測システム
第5章 観測:海洋気候変動および海面水位
要約
- 序
- 海洋の塩分濃度、水温、熱吸収及び熱含有量の変化
- 生物地球化学的なトレーサー
- 海洋循環及び水塊形成の変化
- 海面水位:全球的及び地域的変化
- 別添:技法、誤差評価、計測システム
第6章 古気候
要約
- 序
- 代替データの方法及びその不確実性
- 推定される過去の気候システムの変化
- 急激な気候変動
- 古環境モデル評価及び感度
- まとめ:産業化時代を視野に入れて 気候システムの動きに対する識見
- 別添:古気候情報の利用のためのガイド
第7章 気候システムの変化と生物地球化学との結合
要約
- 生物地球化学的循環についての序論
- 炭素循環と気候システム
- 地球規模の大気化学と気候変動
- 大気質と気候変動
- エアロゾルと気候変動
- 陸地面の変化と気候
- まとめ:循環と過程の相互作用
第8章 気候モデルとその評価
要約
- モデリングの進歩
- 結合全球モデル(CGM)によりシミュレートされた現在の平均的気候の評価
- 結合全球モデル(CGM)によりシミュレートされた大規模な気候変動の評価
- 結合全球モデル(CGM)によりシミュレートされた鍵となる関連プロセスの評価
- 極端な現象のモデルシミュレーション
- 気候感度
- 閾値及び突発現象のモデルによるシミュレーションの評価
- 地球規模システムの簡易モデルによる表現
第9章 気候変動の理解とその要因
要約
- 序
- 放射強制力と気候応答
- 気候システムの予測とその信頼性
- 季節単位から年単位の気候変動の予測とその信頼性
- 産業革命以前の気候変動の理解
- 測定器時代の気候変動の理解
- 別添:予測可能性の評価手法
- 別添:外部から強制されて生じた変化のシグナルを検知する手法(検出/原因追及)
- 別添:不確実性の評価手法
第10章 地球規模の気候予測
要約
- 序
- 予測される放射強制力
- 応答の時間スケール
- 2100年まで及びそれ以降の気候変動
- 海面水位の予測
- シナリオ及び簡易モデル
- 地球規模のモデルによる予測における不確実性
第11章 地域の気候予測
要約
- 序
- 地域への変換手法の評価
- 代替簡易手法
- 地域別気候変動予測
- 小島嶼
- 地域の気候予測の不確実性