PROJECT私たちの取り組み

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気象情報提供

気象情報と他のデータの組み合わせで、新しい価値を提供し続ける。

日本気象協会では、20年以上前から様々なメディア向けに気象情報提供を行ってきました。たとえば、新聞の天気欄。全国の新聞に掲載されている天気予報の約8割は、日本気象協会の情報提供によるものです。またインターネットが普及してからは、各種Webサイト向けの気象情報提供も行うように。多くの人から関心が寄せられる、紅葉、花粉、桜の開花などの予測情報も、私たちが提供しています。

さらに、街なかにある電子看板(デジタルサイネージ)向けの気象情報も提供するようになりました。ビルの壁面や駅構内の柱に埋め込まれたデジタルサイネージなど、屋内外問わず画面数が飛躍的に増えたことで、お客様からの問い合わせが多くなっています。とくに高速道路のサービスエリアなどにおいては需要が伸びつつあり、気象情報を放映する機器の手配も行っています。

情報提供は、日々継続して行うもの。だからこそ、安定的に運用することが最も重要です。しかし、最近ではそれと同じくらい、気象情報を活用した新たな価値の提供を求められるようになりました。たとえば、気象情報と販売データを掛け合わせることで売上向上につなげたり、医療データと掛け合わせることで健康管理につなげたり。気象情報には、人々がより快適に過ごすためのお手伝いができる可能性が、まだまだあるのです。

気象情報を、豊かな暮らしのためにもっと活用したい

メディア・コンシューマ事業部 メディア事業課
高橋隆啓

学生の頃に気象予報士の資格を取得し、入社後は道路の気象予測を経験。その後は長らく新聞社向けの気象情報提供を行ってきました。自分たちの提供した気象情報が広く一般に公開されることはプレッシャーでもありますが、そのぶんやりがいのある仕事です。些細なことでも真摯に対応することで、お客様との信頼関係を築いてきました。今後もお客様のニーズに応えられるよう、気象情報を活用した新たなサービスの開発に挑戦していきたいです。