CAREERキャリア

多彩かつ充実したキャリアを
経験することができる。

「気象の仕事」と一口に言っても、職員によってその業務内容は多種多様。さらに、日本気象協会ではプロジェクトベースで進む仕事も多く、各職員が様々な経験を積みながら、知識や人脈を大きく広げていきます。また、プライベートも含めてキャリアを充実できる点も、日本気象協会の魅力です。

先輩のキャリア事例

入社

CASE01

1年目からアイデアが採用され、
プロジェクトのリーダーに。

寺田 三紗
社会・防災事業部 2018年入社

1年目からアイデアを採用してもらい、かつプロジェクトのリーダーを任せてもらえる環境に驚きました。未知の分野の市場開拓で分からないことばかりですが、先輩や周囲の方々と協力しながら試行錯誤をし、成果を出すことができました。企画から開発、営業、運用まで1つのプロジェクトを通じて様々な経験、大きな成長につながりました。こういう機会を若いうちから得られる環境は嬉しいですね。

1年目

高速道路など、交通機関向けに気象情報、防災情報を提供する部署に配属に。入社前の仕事のイメージとのギャップに最初は驚いた。「この部署で自分は何をしたいだろう?」と考え、道路利用者の中でも物流事業者に注目。物流分野の防災に特化した気象情報サービスの企画を自分自身で考え、社内会議で提案したところ、その企画が採用され、私は1年目でいきなりプロジェクトのリーダーに。

2年目

物流プロジェクトのリーダーになったものの、メンバーは当時、私と私のOJTを担当していた先輩の2人だけ。システム開発はもちろん、発注作業や外部との調整作業など、初めてのことばかり。約半年をかけてサービスの試行運用開始にたどり着いた時は感動した。

3年目

夏に、物流プロジェクトの本運用をスタート。プレス発表は各業界誌で大きく取り上げられて問い合わせも殺到。お客様からも高評価の声が届き、このプロジェクトを行うやりがいを感じる。

4年目

1年目に企画した物流プロジェクトが社外表彰「ロジスティクス大賞」を受賞。プロジェクトのメンバーも増え、新たなコンテンツもお客様の声をもとに開発が進む。トラックドライバーの安全確保を第一に、「このサービスを利用して良かった」と思ってもらえるサービスを目指している。

今後の目標

「気象災害で亡くなる人が1人でも少なくなる世の中にするお手伝いがしたい」と思い、日本気象協会に入社しました。今後もこの思いを胸に、サービスの開発や提供を行っていきたいです。

CASE02

支社で幅広く学んだ経験が、
本社に来ても役立っている。

諸原 慎之介
社会・防災事業部 2014年入社

本社に比べ、支社では様々な業種や業務と関わるチャンスが多くあるため、早いうちに支社を経験できたことは自分のキャリアでも役に立っています。また、同じ職場内にそれぞれの得意分野を持っている仲間が多くおり、かつ研修やセミナーを通して学べる環境もあるため、切磋琢磨しながら課題を乗り越えていくことができます。

1年目

中部支社に配属。先輩たちから気象予測の基礎や情報の伝え方を教わり、たくさん勉強した。大雪の前夜に初めてラジオで気象情報を伝え、決まった時間内に簡潔に防災情報を伝えることの難しさを体感する。

2年目

24時間交代制で、鉄道、道路、電力、港湾向けなどの気象予測を提供する業務を担当。一つひとつの情報がライフラインを支えるための基礎資料になるため、その責任の重さを実感しつつも、やりがいも大きかった。

4年目

本社へ異動し、自治体向け気象情報システムの担当に。お客様とコミュニケーションを取りながら、システムの運用保守業務に従事し、お客様が使いやすい画面を検討したり、平時から効果的な使い方を直接お伝えしたりする役割を担った。

7年目

結婚して引っ越したため、通勤時間が長くなる。フレックス制度やリモートワークをうまく活用しながら、メリハリのある生活を送るようにしている。

今後の目標

各自治体には、防災や危機管理を担う部署に限らず、道路、公園、上下水道といった公共施設を管理する部署もあり、それぞれの担当者が気象状況によっては現場に駆け付けるなどして対応することがあります。これまでの幅広い経験を活かして、自治体の多様なニーズにもっと対応していきたいです。

CASE03

自分の成長も、
子供の成長も楽しめる環境がある。

久野 勇太
環境・エネルギー事業部 2014年入社

気象の知識や技術を持つ方はもちろん、他分野の知識・技術に長ける方も活躍することができます。また、若手の頃から大きなプロジェクトに携わるチャンスが多いこともキャリアの魅力の一つ。さらに、男女関係なく、育休取得など、ワークライフバランスを考えながらキャリアを積むことができます。

1年目

エネルギー事業課に配属。初めて扱うデータ解析ツールに悪戦苦闘しながらも、新しいことへのチャレンジに楽しさを感じた。

2年目

データ解析業務の担当を任される。大学で学んだ数値シミュレーション技術を活かすことができ、喜びを感じるとともに、技術力向上のため学び続けることの必要性も再認識。

5年目

後輩のOJT担当に。教えることで、自分自身が分かっていなかったことにも気づき、焦りを感じた。

8年目

育休取得!コマ切れ睡眠の子供に振り回される日々も、毎日できることが増えていく子供の成長に感動。

8年目

予測技術の開発プロジェクトに参加。予測の精度向上のため、新たなチャレンジが始まる。

今後の目標

お客様の新たな価値の創造支援や気象予測技術のさらなる高度化など、より進化した予測情報の開発と日々の予測情報の提供に取り組みたいです。

CASE04

社会人留学を経験。
海外業務の経験を増やしたい。

服部 充宏
社会・防災事業部 2013年入社

入会5年目の社会人留学は貴重な経験でした。会社に籍を置きながら、研究活動に励むことができ、その後の仕事の幅とともに、海外人脈も一気に広がりました。また、日本気象協会は国内だけでなく、海外の仕事も多いため、キャリアの選択肢もとても広く、やりがいに感じています。

1年目

予報事業部で天気予報の現場に配属される。テレビやWebなど、メディア向けの情報提供をイメージしていたところ、実際は自治体や民間企業への天気予報提供が多く、そのニーズの幅広さと量に驚く。そこから、気象予報提供の勉強の日々が始まる。

2年目

2年目から4年目まで、防災・レジャー関連の特定のお客様を支援する業務を担当。気象情報システムでの情報提供やお客様先での気象解説、被害調査と分析などの仕事に従事するように。特定のお客様を担当し、頻繁に接することで気象がどのように使われているのかを深く知る機会を得ることができた。

5年目

社会人留学の機会を得て、大学院へ行くことに。これまでの業務から一度離れて勉強と研究活動に励む毎日が始まった。海外からの留学生との交流などで海外における防災政策を知ることができるなど、アカデミックな場所で学ぶことで違った視点を持つことができた。

6年目

以前から興味があった海外の仕事に少しずつ関わるようになる。海外の気象機関・防災関連機関の支援策の検討や技術の導入などを行うなかで、自分の考えやアイデアをプロジェクトに活かす機会が増えている。

今後の目標

現在の業務やプロジェクトをこなしながら、少しずつ海外業務についての経験を増やしていきたいと思っています。まずは、気象分野の海外プロジェクトに取り組んだうえで、海外へのインフラ輸出と気象や防災を関連させた新たなプロジェクトなどをやっていけたらと感じております。

CASE05

男女関係なく、世の中に影響力の
ある仕事を続けることができる。

齊藤 愛子
メディア・コンシューマ事業部 2007年入社

自分たちの考えた企画が、放送局や自社メディアtenki.jpなど、各メディアで世の中に発信されることに大きな責任も感じますが、気象・防災情報を世の中に発信することが人々の役に立ち、社会貢献に繋がると感じます。また、育休取得者への理解が高く、復職後は子育て中だからと安易な仕事にシフトチェンジすることなく、手厚いサポートの中、自身がレベルアップできる仕事にチャレンジさせてもらえます。

2年目

tenki.jpのリニューアルを担当。最初は右も左もわからない中、先輩方の力を借りながらなんとか仕事をこなす日々。途中から世界の天気予報担当を任されるも、世界の実況データの扱いに大苦戦。試行錯誤しながら、なんとか安定運用することが出来、ホッとする。

3年目

3年目から高速道路向けデジタルサイネージ番組にて気象キャスターに挑戦!キャスターのみではなく、企画制作、編集、配信システムなども担当し、番組配信の基礎を学ぶ。より多くの方に気象情報を正しく届けるため、カラーユニバーサルデザインの取り組みにもチャレンジ。

4年目

電車内で放映される気象情報番組「トレインチャンネル」の業務を担当。音のないメディアで、より分かりやすく視認性の高い番組制作を目指した。乗客の客層、コンテンツニーズに応じて、時間帯・曜日別に番組構成を変え、台風接近時には特別構成を放映するように設計。1日1000万人が利用するメディアに自分の企画が出ていくうれしさと怖さを実感する。

5年目

「英語が出来たらカッコいいですよね」と上司に口をすべらせたことがキッカケで、「カルマンフィルターの理論と実践」を英語で各国の方に講義することにチャレンジ! 1年半マンツーマン英会話学校に通い、冷や汗をかきながらなんとか講義を行う。自分が出来ない仕事にチャレンジさせてくれた上司に感謝。

11年目

前年に長男を出産し、育休復帰後はメディア事業、コンシューマ事業の企画に取り組む。テレビ番組のお天気コーナーの新企画や、映画とtenki.jpのコラボ企画などを担当。企画グループリーダーとなり、チームのマネジメントにも挑戦する。育児と仕事の両立に苦労しつつも、「チームで仕事をする」ことの大切さと有り難さを実感。

14年目

2度目の育休復帰後もメディア事業、コンシューマ事業の企画を担当。より横断的な取り組みを増やすため日々奮闘。長男・次男が別々の保育園になってしまい毎日二園をハシゴし、時間に余裕がない中で、頼りになるチームメンバーに助けられている。

今後の目標

気象情報は人の命を守るものですので、「いざという時に頼れる、いつもの情報に選ばれる」を目指したいなと思っています。企画グループの活動ビジョンは「世界に誇れる気象コンテンツを届ける」こと。チームメンバーがそれぞれとても面白く役立ちそうな企画を考えてくれるので、チームで一つ一つ実現して、世の中に届けていきたいです。